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北京五輪:「国境なき記者団」事務局長来日 聖火リレー

毎日新聞 2008年4月24日 15時00分

 長野市で26日に行われる北京五輪の聖火リレーに抗議するため、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部・パリ)のロベール・メナール事務局長(54)が24日午後来日する。抗議活動を目的とした入国の可否について、法務省入国管理局がどう判断するか注目される。

 関係者によると、メナール氏は他のメンバーとともに24日午後、成田空港に到着する予定。メナール氏は先月24日のギリシャでの聖火採火式で、他のメンバーらと式典会場に乱入し、地元警察に一時拘束された。

 出入国管理法は、海外で1年以上の懲役や禁固を受けると入国できないとしているが、拘束だけでは入国を拒否できない。鳩山邦夫法相は22日の閣議後会見で「今のところ入国を拒否するケースにあたるとの議論は出ていない」と述べている。

 しかし、入管当局はメナール氏の長野での抗議行動は明らかとみており、短期滞在などでの在留資格が妥当かどうか、本人から事情を聴いたうえで慎重に判断するとみられる。

by deracine69 | 2008-04-24 15:00 | 社会  

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