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平壌で初の五輪聖火リレー=中朝友好演出、数十万人動員か

4月28日13時0分配信 時事通信

 【北京28日時事】北京五輪の聖火は28日未明、ソウルから平壌に到着、午前10時(日本時間同)すぎにリレーが始まった。五輪聖火が北朝鮮に入るのは初めて。リレーは各地で抗議行動に見舞われたが、北朝鮮当局は中朝友好を強調するため市民を大規模動員し、国を挙げての歓迎ムードを演出した。

 新華社電によると、市内の主体(チュチェ)思想塔広場で行われた出発式には北朝鮮ナンバー2の金永南最高人民会議常任委員長が出席。第1ランナーの朴斗翼氏(72)にトーチを手渡した。朴氏は1966年のサッカー・ワールドカップで北朝鮮の8強入りに貢献した国民的英雄。

 聖火のルートは中朝友誼(ゆうぎ)塔、中国大使館前、平壌大劇場、金日成広場、凱旋(がいせん)門などを通り、金日成競技場までの20キロ。著名スポーツ選手ら北朝鮮市民56人と中国大使館員ら計80人がランナーを務める。中国紙によれば、中朝の国旗や花を手に、聖火を迎える沿道の市民は数十万人に上る見通し。北朝鮮当局者は「聖火は花の海を泳いでいく」と語っている。

by deracine69 | 2008-04-28 13:00 | アジア・大洋州  

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