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リレー暴行「悪意なし」中国外務省 韓国紙記者らは批判

2008年04月29日21時42分 朝日新聞

 【北京=峯村健司】ソウルでの聖火リレーの際、中国人留学生らが五輪に反対する市民らに暴行した問題で、中国外務省の姜瑜副報道局長は29日の定例会見で、一部の中国人に過激な行動があったと認めて「けがをした警察官と記者に対し、見舞いの意を示したい」と述べた。

 しかし「学生たちは聖火の尊厳を守ろうとしただけで、悪意はなかった」と擁護。さらに「そもそも事件の原因は、チベット独立勢力がリレーを破壊しようとしたことにある」と強調した。

 これに納得しない韓国紙の特派員らは、中国大使館の呼びかけで数千人の中国人が集まったと指摘した上で「韓国内で行われたにもかかわらず、中国国旗だけしかもっておらず、誰一人として自分たちが住んでいる国の国旗を振らなかった」と語気を強めて批判した。

by deracine69 | 2008-04-29 21:42 | アジア・大洋州  

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