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サワラの漁獲量が過去最高、温暖化の影響?

5月1日3時8分配信 読売新聞

 富山県氷見市の氷見漁港で30日、同港の1日のサワラ漁獲量としては過去最高の約120トンが水揚げされ、仲買人に競り落とされたサワラの出荷が、夜明け前から夕方まで続く異例のにぎわいを見せた。

 富山県農林水産総合技術センターによると、県内のサワラの年間漁獲量は、氷見漁港を含めて1998年には約1・6トンだったが、昨年には約1620トンと1000倍に増えた。

 こうした漁獲量の増加傾向は日本海全体で起きており、農林水産省によると、90年代は年間100~700トン程度だったが、00年以降は3000~7000トンで推移。逆に、昔からサワラの漁場として知られ、80年代には年間2~4万トンもの漁獲量を誇った九州周辺の東シナ海では00年以降、2000~4000トンほどに落ち込んでいるという。

 サワラの漁場が移動した原因について、水産総合研究センター西海区水産研究所(長崎市)の時村宗春・業務推進部長は「温暖化が何らかの影響を与えているとは思うが、資源量が増え、日本海側に移ってきた可能性もあり、よく分からない」と話している。

 サワラはサバ科で、大きいものは1メートル近く。成魚になる前には、サゴシ、ナギなどの呼び名もある。

by deracine69 | 2008-05-01 03:08 | 社会  

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