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【韓国】スープ食べてBSE?ネットで飛び交ううわさ

5月7日11時29分配信 NNA

 「牛肉エキスの入ったスープも感染」「化粧品も危険」――。韓国政府が米国産牛肉の輸入再開を決定したことを受け、BSE(牛海綿状脳症)にかかわる根拠のないうわさがインターネット上を飛び交っている。政府とハンナラ党は緊急会議を開き、安全性を訴えるための対策づくりに着手した。

 今月2日、輸入再開に反対する市民がソウル清渓広場に集まり、ろうそくを灯しながら食の安全を訴えた。今回のデモは、李明博大統領の政策に反対するネットサイト「狂牛ドットネット」が開催。参加人数は事前申し込みの数百人との予想を覆し、2万人の大集会となった。参加者の大半は、中高生を中心とした若年層と主婦。若年層の参加が多数を占めたのは、多くの中高生の携帯電話に結集を求めるメッセージが届いたことによる。

 農林水産食品部(旧農林部など)は、「騒動を大きくした原因はネット上を流れるうわさにある」と断定。うわさの発端として先月29日に放送されたMBCのドキュメンタリー番組「PD手帳」のBSE特集を挙げ、報道の内容が拡大解釈されたとの認識を明らかにした。同番組が指摘した「韓国人の遺伝子とBSE発病の関係」など4カ所については、言論仲裁委員会を通して訂正報道を求めた。

 騒ぎを重く見た政府は6日、脊髄(せきずい)、背根神経節を含む脊柱(せきちゅう)など特定危険部位の混入を防ぐため、米国での食肉処理段階から介入することを決定。また、300平方メートル以上の飲食店のみに義務付けられていた原産地表示を飲食店全店に拡大した。

 しかし、事態は沈静するどころか、「水道料金が高騰する」「李明博が竹島(韓国名・独島)の占有権を放棄する」などBSE関連以外のうわさまで飛び出して波紋を広げている。

by deracine69 | 2008-05-07 11:29 | アジア・大洋州  

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