<町村、伊吹氏>ガソリン税や税制で火花 「専門家」を自負

5月12日23時35分配信 毎日新聞

 町村信孝官房長官と自民党の伊吹文明幹事長が週末から12日にかけ、ガソリン税、税制改革という当面の重要政策テーマで正反対の発言を行った。福田政権を支える政府と党の要の足並みの乱れは野党の追及材料にもなりかねず、自民党国対幹部は「困ったものだ」とおかんむりだ。

 ガソリン税に関し、町村氏が10日の講演で「温暖化対策上、今より高くいただくかもしれない」と引き上げに言及したところ、伊吹氏は11日の講演で「道路特定財源を一般財源化するなら減税してくれ、という話は当然起きる」と打ち消した。

 伊吹氏は同じ講演で来年度税制改正について「国会が閉会したあたりで国民に訴えたらどうかと福田康夫首相に申し上げている」と表明。これに対し、町村氏が12日午前の会見で「1カ月ちょっとで税制抜本改正の方針を決めることが果たして可能か」と反論すると、伊吹氏は同日夕の会見で「意見があるなら私に言ってほしい」と不快感を示した。

 両氏はともに官僚出身の当選8回で、自民党税調小委員長を務めた「税の専門家」。党内には「プライドが高過ぎる点も共通している」との声もある。【坂口裕彦】
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by deracine69 | 2008-05-12 23:35 | 政治  

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