愛知県議が代表の自民支部、規正法抵触のおそれ

2008年05月15日07時44分 朝日新聞

 元愛知県議会議長の内田康宏県議(55)=自民、岡崎市選出=が代表を務める自民党岡崎市第2支部が、県から補助金を受ける学校法人「愛知産業大学」(事務局・名古屋市中区)から政治献金を受けていたことがわかった。政治資金規正法は、地方公共団体から補助金を受けた法人が地方議員を推薦、支持する政治団体に寄付することを禁じており、県選挙管理委員会は「同法に抵触のおそれがある」としている。

 この学校法人は岡崎市の愛知産業大のほか、愛産大三河高(岡崎市)や愛産大工業高(名古屋市中区)などを運営する。県私学振興室によると、同法人は高校分の私立学校経常費補助金として04年度から3年間で約23億円を県から受けている。

 自民党岡崎市第2支部が県選挙管理委員会に提出した政治資金収支報告書によると、同法人から04年2月~06年9月に6回、それぞれ6万円の計36万円の寄付を受けている。同支部の06年の収入総額は約1667万円で、そのうちの1100万円を内田県議の後援会に寄付している。

 内田県議によると、内田県議の父で元岡崎市長の喜久氏と同法人の創設者が懇意で、長年、支援を受けているという。内田県議は朝日新聞の取材に「愛産大側からは理事長の個人名で政治献金が来ていると思っていた」としたうえで「報告書を修正するかどうかは県選管と相談したい。次からは個人の献金で受けるようにしたい」としている。

 また、同法人の伊藤旬二事務局長は「大学の事務局が寄付の手続きをしたが、文部科学省の指導もあり、今年からはやめた。法に触れることは知らなかった」としている。

 文部科学省は3月、都道府県や全国の学校法人に「国や地方公共団体から補助金を受けている学校法人は政治献金が認められない場合がある」と文書で注意を促している。

 内田県議は87年に県議に初当選し6期目。06年5月~07年4月に県議会議長を務めた。(小山裕一)

Links:内田やすひろの政策日記
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by deracine69 | 2008-05-15 07:44 | 政治  

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