ささやかれる自民党議員20人の離党

5月16日10時0分配信 日刊ゲンダイ

●一般財源化のウソがバレれば分裂へ

 道路特定財源の一般財源化を公約しながら、特定財源を10年間維持する道路整備特例法案が12日、参院で否決された。これを受けて、与党は13日、衆院で同法案を再可決。ガソリン税に続いて2度目の3分の2条項を使う。

 福田内閣は再可決に先立ち、「特例法は1年限り」とすると閣議決定した。これで与党内の造反を抑え込む気だ。しかし、そんなゴマカシが通じると思っているところがオメデタイ。一般財源化するのであれば、ガソリン税撤廃が当たり前。ところが、町村官房長官は税率引き上げを言い出しているし、古賀誠選挙対策委員長など道路族は「(一般財源化しても)今後も必要な道路は造る」と宣言している。形だけ一般財源化はミエミエなのだ。

「そうなると、自民党内の若手が離党する可能性もありますよ。今回の造反を抑えても先がある。河野太郎、水野賢一らの若手議員は『秋の税制改正時に一般財源化がウソだと分かれば離党する』と言っている。彼らに同調しそうな若手は20人以上います」(自民党関係者)

 与党の自民党が割れるなんて「まさか」だが、選挙に弱い若手は、「この期に及んでも道路を造り続けるのであれば、自民党はオシマイだ」と言い合っている。「自民党では選挙を戦えない」以上、第三極を立ち上げるしかない。慌てた派閥は離党できないように資金を締め上げているというから本気だ。

「政権交代が目の前にぶら下がっている民主党が割れるとは思えない。選挙前に政界再編があるとすれば、小沢が飛び出したような自民分裂のパターンだ」(自民党衆院議員)と言う声も強い。13日の再可決で、自民党の「終わり」が始まる。
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by deracine69 | 2008-05-16 10:00 | 政治  

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