町村官房長官「今の時点で評価できない」ミャンマー新憲法

5月16日12時22分配信 産経新聞

 町村信孝官房長官は16日午前の記者会見で、ミャンマーの新憲法について「サイクロンの被害があったヤンゴン、その他の地域では投票が実施されていない。いずれ投票が実施された後、最終結果になる。今の時点での評価は不適切だ」と述べた。会見の詳細は以下の通り。

【閣議】

「けさの閣議の概要をまず申し上げますが、一般案件として韓国の全権大使ほか3名の接受ほか、23件の政令人事案件が決定されました。農水大臣からは、19年度の食糧農業農村白書、外務大臣からは中華人民共和国における地震災害に対する緊急支援、厚生労働大臣からはG8(主要8カ国)労働大臣会合についての発言がありました。

 閣僚懇談会では、経済財政政策担当大臣から、平成20年1-3月期のGDP(国内総生産)の速報値および成長力強化への早期実施策のフォローアップの結果についての発言がございました。GDPのことにつきましては大田大臣が詳しく、記者会見等でお話をされていることと思います。きょう閣議決定をされました内閣官房人事でありますけれども、野田健内閣危機管理監が本日付で退官をいたしまして、その後任に伊藤哲朗元警視総監を任命をし、先ほど総理から辞令交付が行われたところであります。

 野田管理監、4年5カ月の間、内閣官房の中で危機管理に携わってこられまして、たとえばイラクでの邦人の誘拐事件とか、あるいは石川県等での大規模地震、JR福知山線列車脱線事故、北朝鮮の弾道ミサイル発射等、多くの緊急事態、災害に適格に対応されたと評価をしております。後任の伊藤氏は警察庁の生活安全局長、警察大学校長を歴任し、平成19年8月まで警視総監の任にあたり、現在、財団法人日本道路交通情報センター理事長の職にあった方であります。新しい任務での活躍を期待しております」

【道路関係閣僚会議】

「閣議に先立ちまして、第1回目の道路特定財源等に関する関係閣僚会議を開催をいたしました。きょうの会議では、福田総理から冒頭のごあいさつがあった後、出席大臣全員が意見を述べられ、意見交換を行ったところでございます。特に、総理からは、無駄ゼロをしっかりと進めること。あるいは、使途の議論がいささか、なんか、ぶんどり合戦的に先行しているけれども、来年度以降はこれが一般税収になるわけですから、一般財源化する一般の税収になるわけですから、この2兆数千億をどこに割り振るという議論というのは、本末転倒であるというような話。いずれにしても、年末の予算編成の中で議論をされるべき話で、よく与党とも意思疎通を図っていこうと言うこと。

 あるいは、国交大臣、総務大臣からはですね、1カ月以上法案の成立が遅れたわけですけれども、その間、準備もしっかりやってきたものですから、例年6月から7月にかけて、発注が行われるわけでありますが、例年に近い形で発注ができるようにですね、鋭意作業をやっておりまして、地方の景気の悪影響が出ないような対応をしっかりとっているというようなお話もあったところでございます。いずれにしても、与党協議会、あるいは与野党の協議の動向を踏まえながら、適宜、今後開催をしていこうと思っているところであります」

【中国・四川省大地震】

「なお、外務大臣からきょう閣議でも発言がありましたが、もう少し詳しく申し上げてもいいんですが、まあ、外務大臣から発言があるからいいでしょう。以上です」

【道路関係閣僚会議】

 --道路関係閣僚会議だが、一般財源化に向けての具体策を検討していく会議だと思うが、具体的にはどういうことを話すのか。先ほど税の使途ばっかりという話もあったが、税収の使い道が大きな議題になるのか

「今後の検討課題というのがあるわけでありますけれども、使途ばかりではありません。税として、どのように、いわば新税を作ることに等しいわけでありますから、その税の課税根拠といいましょうかですね、課税の理屈といいましょうか、考え方といいましょうか、それをどのように組み立てていくのかという税プロパーの話があろうかと思います。

 あるいは、地方のいろいろな財政的なニーズ、あるいは建設のニーズもある。それと、まあ、それが支出のほうになるが、それに見合う歳入といいましょうかね、税収というものを道路財源としてどのように中央、地方で組み立てていくのかという話もあろうかと思います。あるいは、平成・・・、ごめんなさい、5カ年計画を新たに作るということになるわけですが、この5カ年計画のものの考え方ですね。秋には交通センサスが、結果が出るということでありますか、その結果を見通しながらですね、どういうような5カ年計画を作るのであるのかといったようなことであるとかですね、幾つかの検討課題があるんだろうと思います。
 その前に、無駄ゼロのことをですね、さらに進めていくということも当然あるわけでありまして、先般も自民党から国土交通省の案だけでは不十分ではないかという意見も出されていますので、そういう意見も踏まえながら、国交省の無駄ゼロ作戦、そして全省庁の無駄ゼロ作戦もしっかりやっていこうということもあろうかと思っております」

 --きょうの会議では、無駄ゼロについての報告は

「これはもうすでに、何度も報告されておりますから、そのことについて、きょう特に細部にわたってのコメントがあったわけではありません」

 --税率水準をどのように設定するのかということも一つだと思うが、関係閣僚会議で大まかな方針を決めることになるのか。それとも政府税調で議論することになるのか

「最終的にはこの閣僚レベルの場で決めていかなければいけないわけでありますけれども、税の決定のプロセスというのは別途、あるわけでありまして、そことの調整をはかりながらですね、大きな方向付けはこの閣僚会議でもやっていき、最終的には決定をするということになろうかと思います。まだ税率水準をどうしたらいいかという議論はこれからです」

【ミャンマー】

 --ミャンマーの軍事政権が新しい憲法について国民投票で大多数の賛成を得たと発表している。新しい憲法について日本政府はどのような立場をとるのか

「15日に開票結果が公表されたということは聞いておりますけれども、まだ、その、10日の投票日についてだけでありまして、サイクロンの被害があったヤンゴンその他の地域では投票が実施されていないわけでありますから、いずれそれは投票が実施され、その結果が出された後、最終結果になるんだろうということでありまして、今の時点で評価うんぬんということは不適切なんだろうと思います。
 先般もちょっとお話をしたかもしれませんけれども、一応ですね、現地の外交団、日本の大使館も3人ほど参加をして、投票の視察をしたわけでございますが、視察した限りにおいてはですね、静穏、平穏に投票は行われていたという報告を受けているところであります」

【内閣危機管理監】

 --内閣危機管理監だが、サミットを1カ月前に控えたこの段階でというタイミングはどういう意味があるのか

「あの、特に、なぜ今、という理由はありません。いろいろなそれぞれの方の状況、全体状況の中でこの時期に発令になったということで、別にサミットを意識して急ぎ交代したとか、そういうことでも何でもありません」
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by deracine69 | 2008-05-16 12:22 | 政治  

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