<国交相>「羽田再拡張で国際便を年3万回増」

5月20日20時47分配信 毎日新聞

 冬柴鉄三国土交通相は20日の経済財政諮問会議で、羽田空港の10年秋再拡張に伴い、深夜・早朝時間帯に国際定期便の発着回数を年3万回増やすと表明した。福田康夫首相は、国交相の提案を基に航空自由化の工程表を年内にまとめるよう指示した。

 羽田の国際便は、すでに決まっている昼間の増便と合わせ、6万回(1日約80便)増えることになる。首都圏の航空需要に応え、「成田空港との一体的活用で国際航空機能を最大化する」(冬柴国交相)のが狙いだ。

 国交相の提案によると、羽田での増便は(1)成田空港が閉鎖されている午後11時~午前6時(2)成田の発着がない午後10時台と午前6時台--。欧米を含む世界の主要都市に就航させる方針で、3万回のうち4割弱は貨物便を想定している。

 一方、成田市の小泉一成市長は「なし崩し的に羽田が国際化することに危惧(きぐ)を感じる。説明もなくどんどん羽田だけの議論が進むのは不安だ」と懸念を表明した。

 成田国際空港会社(NAA)の森中小三郎社長は「首都圏にはまだ国際線の旺盛な需要がある。いろいろ運用する中で成田と羽田で自然とすみ分けができていくのではないか」と静観する構えだ。

 一方、羽田の国際化を強く主張してきた全日本空輸(ANA)の山元峯生社長は「当初の距離制限の考え方を超えた都市まで就航可能とした点などを歓迎したい。さらなる国際化に期待する」とコメントした。日本航空(JAL)は「国内、国際とも大きなビジネスチャンスととらえて積極的に対応したい」(広報部)としている。




羽田の国際線拡充を表明=年内に航空自由化工程表-国交省
5月20日21時1分配信 時事通信

 国土交通省は20日、2010年に4本目の滑走路の運用が始まる羽田空港について、欧米直行便の就航など国際空港として積極活用する新計画を取りまとめた。冬柴鉄三国交相が同日の経済財政諮問会議で表明した。

 会議では、福田康夫首相が民間議員の提案を受けて「発展するアジアの活力を日本の成長のエネルギーとするためにも、羽田からアジア主要都市への路線の早期実現が重要だ」として「航空自由化工程表」を今年中に作成するよう国交相に指示。大田弘子経済財政担当相が今秋、諮問会議で取り上げる考えを示した。
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by deracine69 | 2008-05-20 20:47 | 政治  

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