下山容疑者、自ら捜査依頼=裁判官ストーカー事件-山梨県警
2008/05/22-13:19 時事通信現職裁判官のストーカー規制法違反事件で、逮捕された宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)が第三者を装い、警察庁幹部や山梨県警幹部に女性の被害に関する相談をしたり、捜査に乗り出すよう要請したりしていたことが22日、関係者の話で分かった。
下山容疑者はインターネットカフェのパソコンなどから匿名でメールを送っており、警察が捜査しても発信者は特定されず、捜査もかく乱できるとみていた疑いもあり、県警が経緯を調べる。
下山容疑者は2月中旬から1カ月間、20代の女性の携帯電話に面会などを求めるメールを執拗(しつよう)に送ったとして逮捕された。
宇都宮地裁判事を逮捕 ストーカー容疑で山梨県警
2008/05/21 20:00 共同通信
山梨県警は21日、女性に面会を迫るメールを送ったとして、ストーカー規制法違反の疑いで、東京都文京区千石、宇都宮地裁判事下山芳晴容疑者(55)を逮捕した。
調べでは、下山容疑者は甲府地、家裁都留支部長だった2月19日ごろから3月19日ごろまでの間、好意を持っていた山梨県内の20代の女性に、「今度いつ会えるかなぁ」などと面会を迫るメールを10数回送った疑い。県警は、認否や2人の間柄は明らかにしていない。
下山容疑者は山梨県内外のインターネットカフェのパソコンから、女性の携帯電話にメールを送っていたという。
県警に今年3月18日、「誰か分からないがメールが来る」と女性から相談があり、捜査していた。
下山容疑者は1981年司法試験に合格。東京地裁判事などを経て今年4月1日に宇都宮地、家裁足利支部長、4月23日に宇都宮地裁に異動した。
by deracine69 | 2008-05-22 13:19 | 司法