スー・チーさんが事前投票 ミャンマー国民投票で
2008年05月23日22時14分 朝日新聞【バンコク=山本大輔】ミャンマー(ビルマ)の軍事政権に自宅軟禁されている民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが23日朝、新憲法案の是非を問う国民投票の事前投票を自宅でしたことが分かった。情報筋が同日、朝日新聞に明らかにした。反対票を投じたとみられる。
スー・チーさんは、サイクロン被害が大きかったとして24日に国民投票が延期されているヤンゴン市内の自宅に軟禁されている。軍政はスー・チーさんの投票行動が反軍政活動を刺激する可能性を警戒し、誰にも分からないように監視下の自宅で事前に投票させたとみられる。
軍政は、スー・チーさんに選挙権を認めたが被選挙権は認めておらず、10年に予定されている総選挙には立候補することができない。
by deracine69 | 2008-05-23 22:14 | アジア・大洋州