超党派の日朝議連、40人で発足=自民強硬派は「慎重に進める会」結成

2008/05/22-20:46 時事通信

 「日朝国交正常化推進議員連盟」は22日夕、衆院議員会館で設立総会を開き、与野党6党から約40人が出席した。会長に就任した自民党の山崎拓前副総裁はあいさつで「核・ミサイル・拉致すべての諸懸案がまったく進展を見ていない。何としても打開したい」と表明。会合後、記者団に「機が熟し、(諸懸案の)包括的解決につながると考えた場合に訪朝する」と述べ、超党派による訪朝に改めて意欲を示した。

 福田康夫首相は同日夕、超党派議連の発足について、首相官邸で記者団に「いろんな働き掛けを(北朝鮮に)することは悪いわけではない」と語った。

 一方、自民党の対北強硬派の下村博文前官房副長官や山本一太参院議員ら6人が同日夕、党本部に集まり「北朝鮮外交を慎重に進める会」を結成した。山本氏は「考え方の違う議連を批判するつもりはないが、早期の訪朝は軽々にやってはいけない」と述べ、超党派議連をけん制した。


対北朝鮮「北風」と「太陽」 2つの議連が同時発足
2008年05月22日21時51分 朝日新聞

 対北朝鮮外交で立場の異なる議員連盟が22日、相次いで発足した。超党派訪朝団をめざす「日朝国交正常化推進議員連盟」に対し、強硬論を唱える自民党の「北朝鮮外交を慎重に進める会」も発足。「北風と太陽」ともいえる対照的なグループがにらみ合うことになりそうだ。

 超党派議連は自民、公明、民主、共産、社民、国民新の各党議員ら約40人が出席。会長には自民党の山崎拓元幹事長が就任し、顧問には民主党の菅直人代表代行、公明党の東順治副代表、社民党の福島党首らが名を連ねた。山崎氏は「日朝平壌宣言から6年近く、拉致被害者5人と家族が帰国したが、その後は懸案が進展していない。議員外交の立場で政府を後押ししたい」と語った。

 一方、下村博文衆院議員や山本一太参院議員ら6人が立ち上げた自民党議連は同日、中山恭子首相補佐官を招き、拉致問題の解決に向けて「圧力」を前面に掲げた。会合後、山本氏は「国交正常化の急速な動きには、くさびを打ち込んでいきたい」と超党派議連を牽制(けんせい)した。
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by deracine69 | 2008-05-22 20:46 | 政治  

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