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安重根の遺骨見つからず、発掘作業は一旦中断

5月28日17時36分配信 YONHAP NEWS

 【ソウル28日聯合】中国・旅順で進められていた独立運動家・安重根(アン・ジュングン)の遺骨発掘作業が中断された。政府消息筋が28日、旅順刑務所裏とされる埋葬推定地で広範囲な発掘調査を行ったが遺骨が見つからず、発掘作業が事実上終了したと明らかにした。国家報勲処関係者は、遺骨発掘作業を再開するかどうか決定しておらず、まずは発掘過程を記録した研究報告書を6月中に刊行する作業を進めるとした。

 報勲処は先月10日から29日まで、韓国地質資源研究所の専門家5人と探査装備を動員して旅順刑務所の裏手2000坪余りを捜索したが、人骨を発見できなかったとされる。代わりに一帯から土壌を採取し埋葬場所を分析中で、これを今月末までに終え、墓地として利用されるような地域を探し発掘可否を総合的に検討すると説明している。

 安重根は1909年10月26日、日本人に偽装してハルビン駅に潜入し、駅構内でロシア軍の迎えを受けていた伊藤博文を射殺、その場で逮捕された。同年11月にロシア憲兵隊から旅順にある日本の刑務所に移送され、翌年2月14日に死刑を宣告、3月26日に処刑された。

by deracine69 | 2008-05-28 17:36 | アジア・大洋州  

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