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JR特急車内の強姦、二審も懲役18年判決 大阪高裁

2008年05月29日17時13分 朝日新聞

 JR西日本の特急サンダーバードや在来線の車内などで20代の女性3人を強姦(ごうかん)した罪などで起訴された解体工の植園貴光被告(37)の控訴審で、大阪高裁は29日、懲役18年とした1月の一審・大津地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却する判決を言い渡した。古川博裁判長は「公共の場での大胆かつ凶悪な犯行で、被害者の精神的ショックは甚大だ。鉄道利用者に与えた恐怖も大きく、一審の量刑が重すぎるとはいえない」と述べた。

 被告・弁護側は控訴審で「反省を深めており、同種事件の量刑と比べてもバランスを欠く」と減刑を求めた。しかし、判決は「被害者の中には事件後、電車に乗れなくなった人もいる。反省の態度を考慮しても、一審判決が不当とはいえない」と判断した。

 判決によると、植園被告は06年8月、富山発大阪行きの特急サンダーバード車内で乗客の女性を脅し、トイレに連れ込んで強姦。同12月にも、近江舞子発京都行きの普通電車内と、大津市のJR湖西線雄琴駅(現・おごと温泉駅)の男子トイレ内で女性を強姦するなどした。

by deracine69 | 2008-05-29 17:13 | 社会  

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