「東北で13議席取る」 小沢代表、仙台で懇談会

2008/06/04 09:58 河北新報

 民主党の小沢一郎代表は3日、仙台市を訪れ、早期の衆院解散・総選挙をにらんだ「全国行脚」の第2弾をスタートさせた。地域の高齢者らと懇談するパフォーマンスで後期高齢者医療制度を批判。記者会見では東北の25小選挙区のうち「最低でも13議席以上は取りたい。宮城は全勝させる」と攻めの姿勢を強調した。

 太白区の富沢市民センターを訪れた小沢氏は、高齢者ら約180人と懇談。新医療制度に会場からは「今まで税金を納めてきたのに、差別されているような思いだ」との怒りの声が出された。

 小沢氏は「国会の論戦でも民主党は制度に反対してきた。現在、参院で廃止法案を出しており、できれば今週中に成立させたい」と説明した。

 農業政策についても「農家に安心して生産に従事してもらうために、戸別の所得補償方式を提案したが、衆院で否決された。政権交代で社会の安全安心のセーフティーネットを実現させたい」とアピールした。

 政策懇談会では、連合宮城の楳原惣一郎会長が「年金改悪をはじめ、自公政権は国民を犠牲にした政治をしている。政治が変われば生活が変わる」と総選挙での連携強化を表明。小沢氏は「次の解散・総選挙は野党にとって最初で最後のチャンス。民主党はまだまだ基盤が弱く、連合に負うところが大きい」と協力を要請した。
 小沢氏は7月初めまでに山形、秋田など全国12県を訪問する予定。

◎選挙区、野党間の連携示唆

 民主党の小沢一郎代表は3日、仙台市内で記者会見し、早期の衆院解散・総選挙に追い込む考えを示し「(15日の)通常国会終了と同時に、全党挙げた完全な戦時体制に入りたい」と強調。「郡部ほど自民党政権に対する批判が非常に強い。都市部でも盛り上げていく」と述べた。

 民主党の候補予定者が決まっていない選挙区の対応については「与野党逆転には野党協力が大事な要素。自民党の議席を奪えるなら民主党候補にこだわらない」と言及。東北では青森4区、宮城6区などで国民新党や社民党と連携する可能性を示唆した。

 福田康夫首相に対する問責決議案の提出については「(野党が提出した)後期高齢者医療制度廃止法案に与党がどういう態度を取るのか。国民の訴えを無視してよいのか。その時の情勢で判断する」と述べた。

 自民党内でも議論がある消費税増税にも触れ「徹底した行政のリストラを先決しなければ国民の理解は得られない。無駄を排除すれば大きな財源が十分生まれる」と、増税に否定的な見方を示した。
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by deracine69 | 2008-06-04 09:58 | 政治  

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