“後藤組長”アメリカ行きを橋渡しした政治家は誰だ?

6月9日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 山口組系暴力団「後藤組」の後藤忠正組長が、2001年5月に入国禁止だった米国で肝臓手術を受けていた話が憶測を呼んでいる。

 米紙は、FBIが後藤組長のビザ発給の便宜を図ったのは、米国内の日本暴力団の情報提供と引き換えだったと書いていたが、マフィアやヤクザにはめっぽうナーバスな米国が、そんな理由で組長の入国を認めるとは思えないからだ。

 そんな中、関係者が改めて注目しているのが、元ヤメ検弁護士の田中森一が書いた「反転 闇社会の守護神と呼ばれて」だ。

 そこには、山口組若頭だった宅見勝(故人)が92年8月に肝臓病治療の目的でフランス・パリへ渡ろうと画策した際、駐仏日本大使に掛け合うなど力を貸したとして、安倍晋太郎事務所の秘書が出てくるのだ。当時、田中は宅見の顧問弁護士だった。自分が政治家に掛け合ったというからナマナマしい。

 これについては、宅見が渡仏する1年以上前に、安倍晋太郎はすでに死んでいたことから、疑問の声もある。手引きしたのは息子の晋三だったのではないかなどと、ネット上で騒がれた。

 いずれにしても、ヤクザの渡航は難しい。強行するにはそれなりの政治力がいるのである。

「反転」の編集に協力したノンフィクションライターの森功氏は、こう言う。

「後藤組長の入院にどんな人物が関与していたかは分からない。しかしあのFBIが、入国禁止の人物にビザ発給の便宜を図るのは考えにくい。よほどのコネがあるように思います」

 後藤組と政治家といえば過去にも何度か話題になった。今回は誰が関与していたのか。
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by deracine69 | 2008-06-09 10:00 | 政治  

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