<次期衆院選>民主、社民の選挙区調整が難航

7月19日20時46分配信 毎日新聞

 民主、社民両党の次期衆院選に向けた選挙区調整が難航している。協力の象徴と期待された東京、神奈川で事実上決裂し、埼玉も含め首都圏では社民現職と民主候補が対峙(たいじ)するケースが目立ちそうだ。両党の全国レベルでの選挙協力をアピールするため検討されている小沢一郎代表と福島瑞穂党首の共同記者会見も、開催のめどが立っていない。

 「東京、神奈川の社民党との調整はもう駄目だ」。関係者は頭を抱える。神奈川12区では、小沢氏側近の民主元職と社民現職の阿部知子氏が競合し、民主側は水面下で阿部氏の国替えを働きかけたが失敗した。その影響で、社民系候補の擁立を模索していた同1区の候補者調整も白紙に戻った。

 両党を支援する連合関係者は、調整が難航する理由を「社民は地方組織が強く、中央がコントロールを利かせられなくなっている」と分析。民主、社民両党の力関係に中央と地方でギャップがあるとの見方を示した。

 社民は4月、小沢氏の地元、岩手4区でも新人候補の擁立を決めたが、社民の狙いは「比例票の掘り起こしに重点がある」(選対関係者)という。

 民主党は現在、243選挙区で公認を内定し、他党を推薦する10選挙区(社民4、国民新5、無所属1)を決めている。他党推薦選挙区をさらに20程度上乗せしたいが、首都圏に加え沖縄などでも調整は行き詰まっている。

 ただし社民の現職がいる選挙区でも、辻元清美氏(大阪10区)、重野安正幹事長(大分2区)など調整済みの選挙区はある。このため、協力をアピールしたい両党は、共同会見をできるだけ早く行おうとしている。【渡辺創】
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by deracine69 | 2008-07-19 20:46 | 政治  

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