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仏原発事故、100人が放射能汚染 2週間で4度目

2008.7.24 10:05 MSN産経ニュース

 【パリ=山口昌子】フランスで23日、原発施設で放射能漏出事故が発生し、100人が軽度の放射能を浴びたことが判明した。漏出事故はこの2週間で4度目だ。

 事故が発生したのは仏南東部ドーム県のトリカスタンの原発施設センター内にある仏電力公社(EDF)の施設。センター所長が同日、説明したところによると、原子炉がある建物でメンテナンスの作業中にパイプから放射能塵が漏出した。仏核安全局(ASN)によると漏出の程度は0~7段階の0で、「人体や環境には影響ない」という。

 事故発生当時、建物内でEDFの従業員97人が作業していたほか、センターの従業員32人が建物の前を横断した。うち100人が検査の結果、微量の放射能を浴びたことが判明した。

 同センターでは今月8日にも事故が発生。その10日後の18日は同県の他の施設でも事故が発生。両事故とも漏出程度は1だった。さらに、18日には東南部イゼール県の原発施設でも事故が発生したが、非常に軽度だったため、公式には事故と分類されなかった。




フランス:原発100人被ばく 当局「健康への影響ない」
2008年7月25日 毎日新聞

 【ブリュッセル福島良典】AFP通信によると、フランス南部にある仏電力公社(EDF)のトリカスタン原発で23日、放射性物資が漏れる事故があり、EDFや下請け会社の従業員ら100人が被ばくした。従業員の健康や環境への影響はないと説明しているが、フランスでは今月、原子力事故が相次いで起き、安全性への信頼が揺らいでいる。

 トリカスタン原発のアラン・ペクル所長によると、事故は23日朝、第4号原子炉の保守点検作業中に発生。建物内部の配管に亀裂が入り、放射性物質が漏れたという。事故当時、建物内にいた従業員らは避難し、健康診断を受けた。原発の報道担当官は、23日の事故での被ばくは、法律で定められた年間制限値の「40分の1」にあたると説明した。

by deracine69 | 2008-07-24 10:05 | ヨーロッパ  

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