福田改造内閣が発足=浮揚目指し挙党態勢、交代13人-中山拉致担当、与謝野経財

8月1日19時56分配信 時事通信

 福田改造内閣が1日夜、事実上発足した。福田康夫首相は、財務相に伊吹文明自民党前幹事長(70)を、経済財政担当相に与謝野馨前官房長官(69)をそれぞれ起用し、財政再建重視の姿勢をにじませた。また、拉致被害者・家族から信任の厚い中山恭子前首相補佐官(68)を拉致問題担当相に据えた。留任も含め自民党の派閥領袖クラスを5人配置するなど挙党態勢にも配慮し、低迷する政権の浮揚を目指す。

 福田内閣の改造は昨年9月の発足後初めてで、17人中13人が入れ替わる大幅となった。約1年以内にある衆院選をにらみ、与党内では首相交代論もくすぶっている。首相が改造を機に政局の主導権を回復し、自ら衆院解散に踏み切れるかどうかが今後の焦点となる。

 首相は1日夜、首相官邸で記者会見し、新布陣を「安心実現内閣」と命名。「いの一番の課題」として燃料、食料品などの価格高騰への対策と、年金や医療など社会保障制度の拡充に取り組む考えを表明した。

 公明党からは斉藤鉄夫政調会長(56)が環境相として初入閣した。内閣の要の町村信孝官房長官(63)、社会保障の信頼回復に取り組んできた舛添要一厚生労働相(59)、高村正彦外相(66)は留任。やはり留任の増田寛也総務相(56)は唯一の民間閣僚となった。

 また、自民党執行部から二階俊博前総務会長(69)が経済産業相に、谷垣禎一前政調会長(63)が国土交通相にそれぞれ就任。郵政民営化反対で離党経験がある野田聖子元郵政相(47)が消費者行政担当相として再入閣した。
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by deracine69 | 2008-08-01 19:56 | 政治  

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