内閣改造 「過去にはとらわれぬ」野田氏

8月1日22時33分配信 毎日新聞

 1日夕方から、自民党の新役員、新閣僚らが次々に会見した。

 グレーの地味なスーツ姿の麻生太郎新幹事長は午後5時半、自民党本部の記者会見場に姿を現した。

 「幹事長を拝命した麻生太郎です」。一呼吸置いた後、眉間(みけん)にしわを寄せた厳しい表情で「結党以来自民党を取り巻いている環境は最も厳しいと認識しています」と続けた。

 「秋葉原のオタクの皆さん」(06年総裁選での街頭演説)など、人気の源泉である軽妙な話術は一切なし。唯一「麻生節」が垣間見えたのは、福田康夫首相と総裁選を争った後、入閣を要請された時は断ったのに、なぜ幹事長就任の要請を受けたのかを問われた時だ。麻生氏は「(記者の)記憶力がいいことは認めます」とニヤリ。しかし、すぐにまじめな顔に戻り、「当時に比べ、自民党を取り巻く状況がさらに厳しくなっている。個人的なことは超えて政治家として応える責任がある」と続けた。

 新閣僚の呼び込みは午後6時55分ごろから始まった。トップを切ったのは、自民党幹事長から転じた伊吹文明財務相。報道陣の問い掛けに「行ってみないと分からない。報道先行だ」と薄笑いを浮かべた。続いて野田聖子消費者行政担当相が真っ白なスーツ姿で現れ、一斉にフラッシュの放列を浴びた。

 「支持率のために仕事をしているわけではない。与えられた課題を一つ一つ解決することで国民の支持は得られる」。町村信孝官房長官は閣僚名簿を読み上げた後の記者会見で強調した。

 野田氏は3番目に登場。久々の入閣とあってか緊張気味に担当分野についてのペーパーを読み上げた。郵政民営化に造反したことについては「政治は常に先へ先へと進んでいる。そういうことにとらわれない」と語った。【日下部聡、木村健二】
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by deracine69 | 2008-08-01 22:33 | 政治  

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