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ステンレスくずから劣化ウラン

8月5日23時29分配信 産経新聞

 大手商社「豊田通商」が香港から輸入したスクラップに、劣化ウランが含まれていたことが5日、分かった。人体などへの影響はないという。文部科学省によると、見つかった劣化ウランは2個で重量は計約40キロ。金属の形をしており、同社が今年6月、香港の業者を通じて輸入したステンレスくず約19トンに紛れ込んでいた。送付先の愛知県内の鉄鋼メーカーで放射線が検出され、専門機関が調査していた。劣化ウランはスクラップごと、香港へ送り返されるという。


<劣化ウラン>輸入スクラップに塊2個混入
8月5日19時22分配信 毎日新聞

 名古屋市の業者が香港から輸入したスクラップに劣化ウランの塊2個(重さ計40.9キロ)が混入していたと、文部科学省が5日発表した。放射線による健康や環境への影響はないという。

 文科省によると6月18日、通関済みのコンテナから放射線が検出された。業者が調べたところ、ステンレスくず約19トンの中に、ブロック状の劣化ウラン2個が交ざっていた。混入の経緯は不明。コンテナは業者が衣浦港(愛知県碧南市)の敷地に立ち入り禁止区域を設けて保管しており、今後、業者がスクラップごと香港に送り返すという。

 劣化ウランは核燃料を製造した後などに残るウランで、天然ウランより放射線レベルは低い。比重や密度が高いため、航空機のバランスを取るための重りや放射線の遮へい材などに用いられた。

by deracine69 | 2008-08-05 23:29 | 社会  

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