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韓国政府がKBS社長解任を要求、「放漫経営」指摘

8月6日3時5分配信 読売新聞

 【ソウル=前田泰広】韓国監査院は5日、公共放送KBSの放漫経営などを指摘する特別監査の結果をまとめ、鄭淵珠(チョンヨンジュ)社長(61)の解任をKBSに求める決定を下した。

 鄭社長は左派の盧武鉉(ノムヒョン)前大統領に近い人物とされ、李明博(イミョンバク)政権や与党ハンナラ党から退陣を求められていた。

 監査の対象となったのは、保守系市民団体が請求した〈1〉過去5年間にわたり赤字が続いた放漫経営〈2〉懲戒中の職員を昇進させるなどした人事権乱用--など。放送内容に左派寄りの「偏向」があったとの請求も出されていたが、その点は「放送の独立性」を考慮して監査対象から外されていた。

 監査院は、鄭社長が2004~07年で計1172億ウォン(約127億円)の累積損失を招き、無原則な人事権行使で社内に対立を誘発したなどと判断。KBS理事会に鄭社長の解任を要求することを決めた。

 ソウル中央地検も別の背任容疑で、北京五輪開会式に出席予定だった鄭社長に対し、出国禁止処分を出しており、鄭社長に対する「退陣圧力」は強まる一方だ。

 KBSは韓国政府の100%出資会社。

by deracine69 | 2008-08-06 03:05 | アジア・大洋州  

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