中川秀氏・麻生氏 路線闘争ますます過熱

8月7日8時2分配信 産経新聞

 自民党の麻生太郎幹事長が平成23年度にプライマリーバランス(PB、基礎的財政収支)を黒字化する政府目標の先送りを提案したことを受けて、経済成長重視の「上げ潮派」のリーダーである中川秀直元幹事長がさっそくかみついた。新閣僚に与謝野馨経済財政担当相ら「財政規律派」が多数登用されたこともあり、自民党内の路線闘争はますます過熱しそうだ。

 中川氏は6日、自らのホームページに「首相の明確な経済財政路線に反対する人が党執行部にいるとは信じられない」と記し、名指しこそ避けながらも麻生氏を厳しく批判。PB目標の先送りを「政策論議の域ではなく『路線転換、即政局』を意味する」と断じた。その上で、福田康夫首相がPB目標堅持の姿勢を明言したことを強調。「首相の言うことが正しい。首相と党執行部の合意形成を注視したい」と麻生氏らに警告した。

 これに対し、麻生氏は6日、福井市内で講演し、「今度の内閣改造により、政調会長に保利耕輔氏、経済財政担当相に与謝野氏ら経済や景気を理解できる方が就任した」とほめちぎり、上げ潮派の「知恵袋」である竹中平蔵元総務相を「私とは全く意見が違う」と批判した。その上で「財政の収支均衡は必ずやらなければならないが、いつやるかは別の話だ。経済のパイを大きくしてその中から借金を返済するのが正しい」と語り、積極財政の有効性を重ねて強調した。


財政再建先送りをけん制=自民・中川氏
8月7日15時48分配信 時事通信

 自民党の中川秀直元幹事長は7日の町村派会合で、麻生太郎幹事長らがプライマリーバランス(基礎的財政収支)の2011年度黒字化の目標先送りに言及したことについて、「福田康夫首相は黒字化堅持と言っており、その方針でまとめてもらわないといけない」とけん制した。
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by deracine69 | 2008-08-07 08:02 | 政治  

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