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ニッポンコール、ため息に=「完全にアウェー」−サッカー男子

8月7日 21時26分 時事通信

 【天津(中国)7日時事】「情熱と誇り」を胸に若きイレブンの戦いが始まった。7日(日本時間同)、北京五輪サッカー男子日本代表の初戦。「ニッポン、ニッポン」の大合唱の中、米国のゴールに何度も迫ったが、0−1で敗れた。

 前半から相次いだチャンス。ゴールを外すと、大舞台に立つ息子とおそろいのユニホーム姿で見詰める選手の両親らの歓声がため息に変わった。

 後半2分、米国選手の放ったシュートが日本ゴールに吸い込まれた。家族らが座るバックスタンドが静まり返る。スタンドの大半を埋める中国人観客から、地鳴りにも似た歓声と拍手が起きた。

 「いいぞ」「頑張れ」。日本人サポーターは日の丸を揺らして声をからしたが、名古屋市出身で北京に留学中の棚橋次郎さん(25)は「完全なアウェー。中国人はみんな米国の応援だった」。

 ゴールを割れず、試合終了のホイッスル。何人かの選手がピッチに倒れ込んだ。MF本田拓也選手(23)の母千枝子さん(51)は「みんな思ったより疲れているのか。吹っ切れて次につながってくれれば」と話した。

 FW李忠成選手(22)の父鉄泰さん(49)は息子のプレーに「国のために汗を流し、死ぬ気で走り、合格点をあげられる」と目を細めた。

by deracine69 | 2008-08-07 21:26 | スポーツ  

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