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成田-羽田連絡鉄道、検討へ=65分程度に、10年度にも着手-国交省

8月10日2時35分配信 時事通信

 国土交通省は9日、成田、羽田両空港を短時間で結ぶ鉄道の整備に向け、2009年度に本格的な検討に着手する方針を固めた。10年度に開業する成田新高速鉄道の活用や既存路線の改良を通じて、両空港間のアクセスにかかる時間を大幅に短縮する。早ければ同年度の事業着手を視野に入れている。09年度予算概算要求に関係経費を盛り込む。

 成田と羽田は、発着枠拡大に向けた工事がそれぞれ10年中に完成する予定。これに伴い同省は、羽田の国際便を増やすなど、首都圏の国際航空機能を強化するため両空港の一体活用を進める考え。

 成田-羽田間は、京成、都営浅草、京浜急行各線に乗り入れる形で直通列車が運行しているが、最短でも106分かかる上、便数も限られている。今後両空港の乗り継ぎ客の増加も予想され、両空港間の連絡機能向上が求められている。

 国交省が検討しているのは、東京・日暮里-成田間を36分で結ぶ成田新高速鉄道と、都営浅草、京急両線をつなぐルート。都営線内(押上-泉岳寺)に専用の追い越し施設を整備するなど、既存路線も改良しアクセス時間を65分程度に短縮する。丸の内や品川といった都心から成田までの移動時間の大幅短縮も期待できる。

by deracine69 | 2008-08-10 02:35 | 行政・公務員  

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