太田誠一また暴言「消費者やかましい」食の安全問われ

ZAKZAK 2008/08/11

 太田誠一農水相が10日、中国製冷凍ギョーザ中毒事件を踏まえた食の安全の取り組みについて、「国民がやかましいから徹底していく」と発言し、野党が猛反発している。太田氏といえば03年、早大生サークル「スーパーフリー」集団暴行事件について、「レイプする人はまだ元気があるからいい」と放言した“前科”があるが、福田改造内閣の舌禍第1号となった。

 太田氏はNHKの番組で食の安全への対応を問われ、「社会主義の国である中国のように、まずいことがあっても隠しておいてよい国、消費者のことを考えないでもよい国とは違う」と強調。

 その上で、「日本は安心なんだが、消費者や国民がやかましいから、さらにそれを徹底してやっていく」との仰天発言を行った。

 さすがにまずいと感じたのか、太田氏の事務所は番組終了後、「『やかましい』という発言は『日本は消費者が正当な権利を主張できる民主主義の国』という趣旨だった」とのコメントを発表して慌てて取り繕った。

 これに対し、民主党の輿石東代表代行は同日、「許せない。消費者庁は選挙用だ。(福田康夫首相が強調する)国民目線の改革など、むなしくなる」と批判。国会閉会中も質疑を行える「閉会中審査」を求め、政府の姿勢を追及する考えを示した。

 「農水相ポストは、資金管理団体の不明朗経費が指摘された松岡利勝氏が、07年5月に自殺。続く赤城徳彦氏も同年6月、事務所費問題が判明して参院選の敗北後、引責辞任した。さらに遠藤武彦氏も内閣改造後わずか1週間で、農業共済組合の不正受給問題で辞任に追い込まれている。党内では『のろわれたポスト』と言われていたが、今回は舌禍が起こってしまった…」(自民党ベテラン議員)

 福田首相は改造内閣を「安心実現内閣」と銘打ち、消費者庁創設を打ち出して食の安全確保をアピールしている。ただ、中国で発生したギョーザ中毒事件を隠蔽したうえ、太田氏の舌禍も発生。これでは口先だけのキャッチフレーズと言われても仕方がない。
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by deracine69 | 2008-08-11 12:00 | 政治  

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