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<未検査米>築上町の物産館、混ぜて販売…三セクが運営

8月11日13時57分配信 毎日新聞

 福岡県築上町の物産館「メタセの杜(もり)」が、検査米の県産ブランド米「夢つくし」などに、価格の安い大分県産などの未検査米を混ぜて「夢つくし」などとして販売していたことが分かった。物産館を運営する町の第三セクター「ついきプロヴァンス」(長浜達彦社長)が10日、明らかにした。

 同社によると、弁当納入業者の依頼で、07年9月下旬から町内の米穀業者や農家から未検査米約23トンを入荷。このうち約1トンを、同月から今年7月下旬まで、検査米の「夢つくし」など約5.6トンと混ぜて店頭で販売したという。今年7月下旬に外部から指摘を受けて混入が発覚し、それ以降は米の販売自体を自粛している。

 物産館は検査米も未検査米も30キロ単位で袋詰めされた玄米で仕入れた後、双方とも同じ倉庫に保管し、倉庫内の同じ精米機を使っていた。

 同社の柿本保人店長(69)は「検査米の在庫も残っており、担当者の間違いで検査米と未検査米を混ぜてしまったのだと思う。産地などを偽装したつもりはないが、未検査米を検査米として販売してしまい、消費者におわびしたい」と話す。

 日本農林規格(JAS)法によれば、米を販売する際、民間検査機関などの検査を受けなければ、産地と品種、収穫年度の表示はできない。【出来祥寿】

by deracine69 | 2008-08-11 13:57 | 社会  

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