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北島、世界新で連覇=日本勢、今大会2個目の金

8月11日11時54分配信 時事通信

 【北京11日時事】北京五輪第4日は11日、競泳の男子100メートル平泳ぎ決勝で北島康介(日本コカ・コーラ)が58秒91の世界新記録で2連覇を遂げた。アテネ五輪平泳ぎ2冠の北島は通算3個目の金メダル獲得。日本選手の今大会の金メダルは、10日の柔道男子66キロ級の内柴正人(旭化成)に次いで2個目。

 女子100メートル背泳ぎの中村礼子(東京SC)は全体3位で12日の決勝へ進んだ。


ハンセン、北島に敬意
8月11日15時13分配信 時事通信

 優勝候補のハンセンは予想外の4位。レース後、北島に近づいて祝福し、「世界新を出すことは簡単なように見えるが、そうではない。それをやり遂げる選手には敬意を表すべきだ」とライバルを持ち上げた。

 2005年、07年の世界選手権を連覇した実力者だが、本番に調子を合わせることができなかったようだ。前半2位で折り返したものの、後半に失速。屈辱的な結果に「これが最後ではない。再び世界記録を出すつもりだ」と復活を誓った。(北京時事)


強敵出現に北島の目の色一変、偉業達成で涙こぼれる
8月11日15時2分配信 読売新聞

 【北京=読売取材団】北京五輪は11日、競泳男子百メートル平泳ぎ決勝で、北島康介(25)(日本コカ・コーラ)が従来の世界記録を0秒22、自らの日本記録を0秒53更新する58秒91の世界新記録で優勝、この種目で史上初の五輪2連覇を達成した。

 北島は前半50メートルを3位で折り返したが、得意のターンと後半の泳ぎで逆転、アテネ五輪の百、二百メートルに続き、日本の競泳選手として最多となる3個目の金メダルを獲得した。世界記録保持者だったブレンダン・ハンセン(米)は4位に終わった。

          ◇

 新たな難関が、突然現れ、北島の目の色が変わっていた。

 過去のベストタイムで北島に劣るダーレオーエンが、予選、準決勝と続けて北島を上回った。新星が打ち出す五輪新の快泳に、連覇は難しいと思われた。

 だが、日本のエースは、決勝を前に一変した。視線は力強く厳しく。その目は、指導する平井伯昌(のりまさ)コーチに、初めて会った小学1、2年生のころの北島を思い出させた。

 水泳スクールの帰り際、出席カードにスタンプを押して渡しても、康介少年は、じっと見つめたまま視線をそらさなかった。不思議に思って尋ねると、北島は、ポツリとつぶやいた。

 「カボチャ先生」

 プールから上がった後のパーマ頭がぬれて膨らんでいたため、子供の感性そのままに口にしたのだ。いたずらっぽくキラキラと光る鋭い目が印象に残った。

 中学2年で北島が選手コースに上がってきた時、その目に再会、成長した姿を見て気付いた。「勝負師の目だ」。あどけなさは消え、その鋭さが強い意志を示していた。平井コーチは、選手の将来性を測るのに、何よりも目力を見る。世界で戦える目に、ようやく巡り合えた。今も続く二人三脚の戦いが、その時から始まった。

 アテネで頂点。その後も、北島が水泳を続けてきたのは「試合での興奮が、すごく好き」だからだ。新たなライバルの出現に、底力を発揮する天賦の才が再び開花した。闘争心をむき出しにしつつも、泳ぎは冷静に。真っ先にゴールして、まずは一冠。厳しかった目から涙がこぼれた。(吉見光次)

 ◆アテネ以上、チョー気持ちいい◆

 北島康介「応援してくれた方がたくさんいたので、本当に金メダルが取れて良かった。アテネの時以上にチョー気持ちいいです。最高ですね。記録も優勝も出来たので、本当に満足です」

by deracine69 | 2008-08-11 11:54 | スポーツ  

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