森発言で“密約説”再燃「“次は麻生”自民党に多い」

2008/8/18 17:00 ネタりか

 森喜朗元首相がまた注目発言を放った。テレビの報道番組で「ポスト福田」は自民党の麻生太郎幹事長が望ましいとの考えを示し、内閣改造の際、永田町に広まった福田康夫首相と麻生氏の「政権禅譲密約説」に再び火を付けたのだ。福田、麻生両氏とも密約について否定しているが、森氏の発言で改めてクローズアップされるのは必至だ。

 「麻生人気はわが党としても大いに活用しないといけない。『(福田首相の)次は麻生さんに』という気持ちは自民党に多いと思うし、私もそう思っている」

 森氏は17日のテレビ朝日系「サンデープロジェクト」で、こう語った。

 今月初めの内閣改造に先立ち、福田首相と麻生氏は首相公邸で1時間近く会談した。昨年の自民党総裁選で激突し、「政敵」とみられた麻生氏が笑顔で幹事長就任を受諾したため、永田町では「福田首相が麻生氏に、総選挙前の政権禅譲を約束したのでは」という密約説が広まった。

 これまで、福田、麻生両氏とも密約説を否定し、森氏も番組で「新聞のでたらめな報道だ」と一蹴したが、首相の出身派閥の最高顧問が「ポスト福田」として麻生氏を一押しした意味は小さくない。

 森氏はまた、内閣改造2日前の7月30日、自ら麻生氏に電話して、「将来は麻生さんの出番だと誰もが思っているが、衆院選で負けたら出番がなくなる。野党の党首になってしまう」と伝えたことを紹介。背後で党幹部人事を操っていたことも示唆した。

 さらに、麻生氏の国民的人気について、「福田さんは国民受けする話し方はしない。無味乾燥な話より麻生さんの面白い話が受けるに決まっている」とも述べ、麻生氏をヨイショした。

 ただ、自民党ベテラン議員は「森氏は今年初め、福田首相に改造を進言したが、首相は予算審議への影響を考慮して拒否した。その後も大幅改造を再三求めたが、首相は応じる気配はなく、8月になってようやく改造が実現した。森氏のキングメーカーとしての影響力がなくなっているのは衆目の一致したところ。今回も自らのメンツを保つためにアピールしてみせただけではないか」と冷ややかに解説している。
[PR]

by deracine69 | 2008-08-18 17:00 | 政治  

<< 棄権の英雄・劉翔に容赦なし、ネ... 国立リハビリセンター元部長収賄... >>