<自民>戦略本部が「政権公約」 衆院選向け、作成着手へ

8月23日1時8分配信 毎日新聞

 福田康夫首相は22日、自民党国家戦略本部の本部長代行に就いた中川秀直元幹事長と首相官邸で会談し、経済・財政運営などの「中長期ビジョン」作りに着手することを決めた。中川氏は衆院選で掲げるマニフェスト(政権公約)も取り込み、選挙の政策論議を主導したい狙いがある。

 首相と中川氏は、同本部の副本部長に、中川氏と考えの近い武部勤元幹事長、渡辺喜美前行革担当相、小池百合子元防衛相らを新たに起用することも確認。26日の党役員会と総務会で新人事案の了承を得て、28日に新体制で初会合を開く。

 先の内閣改造では消費税増税を唱え、中川氏と対立していた与謝野馨氏が経済財政担当相に起用されたほか、党執行部も小泉改革に批判的な麻生太郎幹事長、保利耕輔政調会長らが占めた。中川氏は、同本部を足場に巻き返そうとしている。

 マニフェスト作成は党政務調査会の担当だが、政調幹部は「着手すれば、解散風を吹かせてしまう」と慎重だ。中川氏は先手を打って中長期ビジョン作りを始め、影響を及ぼしたい考えだ。党幹部は「党内に二つのマニフェストができ、対立の火種になりかねない」と懸念を示した。

 ◇「3大争点」明示、民主が政策ビラ

 一方、民主党は22日、次期衆院選向けの政策ビラを発表した。(1)年金記録問題(2)後期高齢者医療制度廃止(3)原油高騰対策を、「総選挙の3大争点」と位置付け、民主党の主張と現状の相違を説明する内容。昨年の参院選後、「総選挙向け」と銘打って政策を訴えるビラはこれが初めてだ。

 鳩山由紀夫幹事長は同日の会見で「臨時国会はまさに解散含みの政局。迷走が続く福田内閣にとどめを刺し、解散総選挙に導く決意だ」と、ビラ作製の意気込みを強調した。

 具体策として、年金と医療保険制度の一元化や高速道路無料化などを挙げ、財源については「行政の仕組みを変え、ムダを徹底的になくすことで確保できる」と小沢一郎代表名で説明している。

 200万部以上作製して、今月末から全国で配布する。
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by deracine69 | 2008-08-23 01:08 | 政治  

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