麻生幹事長よ、ウソはダメだ!

2008年08月23日10時00分 ゲンダイネット

●「やかましい」は「詳しい」の意味だと

 食を守るのが仕事のくせに「消費者がやかましいから」と暴言を吐いた太田誠一農相。野党は「大臣失格」と徹底追及するつもりだが、こんな暴言男をかばっているのが麻生幹事長だ。

 19日の自民党役員会後の記者会見でもこう言って太田を擁護したのである。

「関西以西では、やかましいって、みんな言うだろうが。うるさい、騒々しいという意味じゃない。『あの人、選挙にやかましいもんな』って言ったら、詳しい、プロ、そういったのをやかましいと言う。『よく知っている』という意味だ」

 へえ~、知らなかった……と言いそうになるが、念のため、憲法学の権威で、九大名誉教授の斎藤文男氏に聞いてみたら、こう言った。

「冗談じゃないですよ。福岡の人間でも『やかましい』と言ったら、うるさいという意味です。詳しいの意味では使いません。『やかましか』とか『しゃからしか』とか言って、『うるさい』『うっぜー』みたいな意味で使う。麻生さんは太田さんを弁護したいので、こんな論法を持ってきたのだろうが、でっち上げです」

 こういうのを恥の上塗りと言うのだ。

 大体、太田は問題発言の後、釈明したが、「(日本は)民主主義の国だから(国民が)きちんと主張できて、それに政府が応えるという仕組みのことを言った。文脈をみてほしい」とか言っていた。「詳しい」という意味で使ったのであれば、そう言えばいいのに、しなかった。

 太田は福岡3区。麻生は福岡8区。選挙区が近い上に2人は舌禍事件をよく起こすという共通項もある。つまり、似たもの同士。同情の余地なしの太田を屁理屈でかばう麻生は見苦しいの一語だ。
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by deracine69 | 2008-08-23 10:00 | 政治  

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