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星野ジャパン惨敗 ファンや関係者に失望広がる

8月23日22時23分配信 産経新聞

 2日連続の惨敗で、北京五輪を4位で終えた星野ジャパン。日本から応援に駆けつけた観客や日本国内で見守った野球ファン、関係者に失望感が広がった。

 スタンドで声援した兵庫県伊丹市の島野幸子さん(32)は「ベンチから声が出ていない。チーム全体で盛り上げようという元気がなかった」と残念な様子だった。

 ロサンゼルス五輪(1984年)で金メダルを獲得したときの監督、松永怜一さん(76)も同様の感想を持った。「選手に最後まであきらめないという姿勢が感じられなかった」

 松永さんは最大の敗因として「よその国に比べ体力がなかった。自己管理能力が欠けているのでは」と指摘。星野仙一監督の采配(さいはい)には「プロの集まりだからアマチュアのように強制的に練習させたり、ミーティングしたりするのは難しかったのではないか。あの性格だから腹の中は煮えくりかえっているとは思うが」と気遣った。

 ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子さん(55)は「3位決定戦も点を取った後、すぐに追いつかれたので、ちぐはぐさを感じた。短期決戦では点を取られた後と、取った後の頭の切り替えが大事。100試合以上のリーグ戦を戦う野球選手たちにとっては、少し難しかったのかもしれない」と話した。

 星野監督がかつて指揮した阪神、中日ファンも今回の結果を残念がった。

 阪神ファンが集まる居酒屋「虎」(兵庫県西宮市)では約10人が観戦したが、試合が終わると全員が一斉に落胆。オーナーの大平洋一郎さん(65)は「星野さんは岩瀬仁紀や川上憲伸など中日の投手を信用しすぎて、采配が偏っていた」と肩を落とした。

by deracine69 | 2008-08-23 22:23 | スポーツ  

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