星野ジャパン“一体感なし” 明白な調整不足
2008.8.23 19:05 サンスポ流れをつくれなかった。先発・和田が味方打線が得点するたびに失点を重ね、三回途中で降板。後手に回った継投で2番手・川上が浮足立った。
ここまで4試合無失点と好投を続けていたが、「走者を出したくない気持ちが強かった」と力みすぎ、五回に崩れて4点を勝ち越された。
焦りは打線にも乗り移った。反撃への足掛かりにしたい六回は、それまでの打席でともに本塁打を放った荒木と青木が連続三振。その後はヤマ場をつくることさえできなかった。
プロの精鋭を集めても勝てなかった。上位3カ国との違いについて、星野監督は「きっちりと調整してきたところが結果を残した」と説明した。代表選手は6月下旬に発表する予定だったが、選手の故障や不調が重なり、7月中旬にズレ込んだ。チームとしての調整不足は明らかだった。
かつては闘将と呼ばれ、強烈な存在感でチームを鍛えてきた星野監督だが、「私の力がなかった」という姿は心なしか小さく見えた。(共同)
by deracine69 | 2008-08-23 19:05 | スポーツ