一転、強気の態度も…太田農水相、具体的質問はのらりくらり

8月26日13時19分配信 産経新聞

 秘書の自宅に多額の政治団体事務所経費を計上していたことが発覚した太田誠一農水相。26日、定例記者会見では事務所経費について質問が相次いだが「問題ない」などと繰り返し、自らの進退問題を聞かれると「その質問は理解できない」とぶぜんとして否定した。しかし、事務所費の詳細を問われると「分からない」と小声になり、「今後と…」と逃げるなど、はっきりしない態度も目立った。

 問題が発覚した26日。太田農水相は、午前10時前、東京・赤坂の議員宿舎前で待ちかまえる記者との接触を避けるように、“裏口”から車で出て、閣議に向かった。閣議後、定例記者会見に臨み、ようやく具体的な説明を始めた。

 「計上した経費は実際の経費」、「問題ないと思っていたから、(政治資金収支報告書を)何年も公開している」。会見が始まると、太田農水相は厳しい顔つきで、強気の発言を繰り返した。

 支出を証明する領収書についても「一部ないものもあるが、残っている」とし、「領収書も公表するか」という質問には「そのつもりだ」。時期が取りざたされる次期総選挙への影響を問われても「民主主義社会は自由な報道が特徴。その覚悟をもって臨まなければいけない」と“タンカ”をきってみせた。

 しかし、話が具体的な内容に及ぶと一転、声も小さめに。言葉を継ぎながら、途切れ途切れに。「記憶にない」「分からない」を連発。「事務所費とは何に使ったのか」という質問には「いや、それはちょっと分からないですけど…。調べて公表します」と話した。

 非常勤職員に支払ったと主張する人件費についても、「その非常勤職員を知っているか」と問われると、「知っているけど言えない」と正面から答えなかった。

 しかし、会見の終盤に辞任の考えはないかと問われると一転、強気な態度に。「その質問は理解できない」とぶぜんとして答えた。




説明できぬなら農水相辞任を=福田首相の責任も追及へ-野党
8月26日12時55分配信 時事通信

 野党各党は26日、太田誠一農水相が秘書の自宅を自身の政治団体の事務所として届け出ていたことについて、農水相から納得のいく説明がなければ辞任を求めていくとともに、福田康夫首相の任命責任も追及していく方針を明らかにした。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は都内で記者団に「説明ができないなら責任は重い。そうであるならお辞めくださいと言わざるを得ない」と表明、「首相の任命責任も厳しく問われなければならない」とも指摘した。
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by deracine69 | 2008-08-26 13:19 | 政治  

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