麻生幹事長「ポスト福田」赤信号!

2008/8/25 10:01 日刊ゲンダイ

 自民党の麻生太郎幹事長に新たなスキャンダルが持ち上がった。医療機器汚職で社長が逮捕された企業から多額の献金を受け取っていたのだ。人気回復の切り札として福田首相に三顧の礼で迎え入れられたものの、すっかりトラブルメーカーである。

 問題の献金は、国立身体障害者リハビリセンター発注の汚職事件で逮捕された久保村広子(74=贈賄容疑)が社長をしている医療機器販売会社「ヤマト樹脂光学」からのもの。麻生サイドは、この会社から95〜06年の12年間に総額370万円を受け取っていた。
「ヤマト社は現在、226億円の負債を抱えて破産手続き中です。コンタクトレンズ消毒液の期限偽装が発覚し、売り上げの粉飾も明らかになった。そんな問題企業から献金を受け取っていただけでなく、昨年は同社のパーティーに出かけて『久保村さんは堅実な商売をしている』と持ち上げていたのです。いわば“広告塔”になっていたわけで、責任は重大です」(永田町関係者)

 民主党をナチスに例える舌禍を起こしたり、太田農相の「消費者がやかましい」発言を「詳しい、プロという意味」とデタラメな擁護をしたり……。今や政権の問題児だ。

 政治評論家の浅川博忠氏が言う。

「麻生さんの人気の高さは対抗馬不在によるものです。本物ではありません。吉田茂の孫で麻生財閥の御曹司。早くから頭角を現して当然なのに、小泉元首相に重用されるまで全然目立たなかった。派閥だって20人を集めるのがやっと。カネの払いも人間関係も下手なのです。恩人であるはずの小泉元首相の改革を“潰すのが仕事”と平然と言うセンスも疑われています」

 これでは党内で「麻生待望論」が盛り上がるわけがない。支持率に麻生効果が出なかったのも不思議ではない。

「森さんがテレビで“次は麻生さん”と言ったのも、“本当に麻生でいいんですか”と観測気球を揚げたに過ぎません。“麻生に任せる”とは言ってない」(自民党関係者)

 一部週刊誌は、麻生が、資金管理団体を通じて愛人女性の店などに3年間で1400万円のカネを落としていると報じていた。これからもカネの問題が火を噴きそうで、「ポスト福田」は遠のくばかりである。
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by deracine69 | 2008-08-25 10:01 | 政治  

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