姫井議員、一夜で離党撤回 「軽率な行動だった」

2008年8月29日22時55分 朝日新聞

f0013182_2564577.jpg 民主党に28日に離党届を出した姫井由美子参院議員が29日夕、党本部で記者会見し、離党届を撤回し、新党「改革クラブ」への参加を取りやめると表明した。新党の渡辺秀央代表ら4人は同日昼、記者会見で新党結成を正式表明したが、姫井氏が早々と離脱し新党は出ばなをくじかれた。

 姫井氏は離党撤回の理由を「今月に入って同僚議員から『参院改革を目的とした新会派をつくりたいから参加してほしい』との話があり、選択肢の一つと考えたが、その後新党結成が自民党による民主党切り崩しの受け皿だとわかった。軽率な行動だったと反省している」と説明した。

 会見には、姫井氏と会って慰留した菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長、輿石東参院議員会長が同席した。菅氏は記者団に「彼女は孤立していた部分もあった。活動の場を与えていきたい」と語った。

 これにより、新党に参加する議員は4人になり、このままでは「所属する国会議員が5人以上いる」と規定される「政党要件」を満たさず、政党交付金を受けられない。

 4人は姫井氏から欠席の連絡がないまま記者会見に臨んだ。渡辺氏は記者団に欠席の理由を聞かれ、「信頼は揺らいでいない。何かの事故があったんだろう」と気遣った。

 その後、4人は姫井氏の会見を受け、都内で協議。大江康弘参院議員は「第2、第3段階で(参加する)と言って、少し遅れた人たちに『もう一度一緒にやっていけないか』ということも含めて(呼びかけを)やらないといけない」と「5人目」獲得に意欲をみせた。ただ、民主党のベテラン議員は「うちにも狙われてるやつがいるが、ちゃんと手を打った」と語った。
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by deracine69 | 2008-08-29 22:55 | 政治  

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