“付け替え”の可能性も 太田農水相の領収書公開

8月29日22時25分配信 産経新聞

 太田誠一農水相の政治団体をめぐる事務諸費問題で、太田農水相が29日に公表した領収書は、あて名や明細がなかったり、太田農水相の個人事務所の名義になっているなど、経費の“付け替え”の可能性のあるものがあった。このほか、東京都選挙管理委員会に届け出ていながら地元の福岡県内での支出も。人件費については領収書がなく、裏付け材料としては不十分。太田農水相の事務所は「違法ではない」と主張しているが、少なくとも政治資金の透明性確保という観点からは問題がありそうだ。

 公開された平成17、18年の領収書の中には、「太田誠一事務所、5万8421円」「(あて名空欄)、3万7538円」と記載されたものがあった。「政治とカネ問題」が浮上した昨年、この手の領収書が見つかったことで、何人もの政治家が「付け替えの可能性がある」として世論の批判を浴びた。

 また、福岡県内での郵便代やガソリン代の領収書も少なくなく、都選管への届け出が適切かどうかは微妙だ。総務省の方が情報開示に積極的なことから、政治団体自体も情報開示に消極的であるとみられても仕方がない。

 常勤・非常勤職員の人件費は、領収書を取っていないうえ、毎月の労働時間と支給額しか公開せず、十分に説得力がある材料にはならなかった。

 このほか、政策秘書の自宅近くのコンビニのレシート(1270円)など、明細がなく、私用か公用か見分けることができない状態のものも多数あった。


<農相事務所費>領収書公開に「説明不十分」と野党反発
8月29日19時19分配信 毎日新聞

 太田誠一農相が事務所費問題について領収書を公開し釈明したことに対し、野党は「人件費の説明があいまいだ」(穀田恵二共産党国対委員長)などと反発。引き続き臨時国会などで追及する構えを見せた。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は29日の記者会見で「十分精査する必要がある。疑問はまだ解消されたとはとても言えない」と述べ、臨時国会で資料提出を要求することもあり得るとの考えを示した。また、共産党の穀田国対委員長は会見で「数年間にわたり実態のない使われ方をしているとの疑問に応えるだけの領収書かどうか。国会できっちり議論する必要がある」と指摘した。
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by deracine69 | 2008-08-29 22:25 | 政治  

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