首相退陣表明:財界に批判と失望の声相次ぐ

2008年9月2日 0時40分 毎日新聞

 福田康夫首相が1日夜、辞任を表明したことに対し、経済界からは批判や失望の声が相次いだ。日本経済の先行きに「閉塞(へいそく)感が広がっている」(日本経団連の御手洗冨士夫会長)との危機感が強まっている時期だけに、政治空白への懸念が強まっている。

 日本商工会議所の岡村正会頭は「突然の辞任に驚きを禁じえない。諸改革の実行がこれからというときだけに残念だ」とコメント。「自民党は挙党態勢を組み、山積している課題解決に全力をあげるべきだ」と注文した。

 経団連の幹部は「何のために内閣改造をしたのか。無責任はもちろんだが、情けない。経済対策をまとめるだけでは区切りにならず、法案を通す義務がある」と語り、首相の突然の「政権投げ出し」を強く批判した。そして「早く総選挙を行い、新しい政治の秩序をつくったほうがいい」と抜本的な刷新を求めた。【谷川貴史】
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by deracine69 | 2008-09-02 00:40 | 政治  

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