後継総裁、選挙か話し合いか=衝撃隠せない自民

9月2日1時24分配信 時事通信

 福田康夫首相の辞任表明で、自民党内にも1日、衝撃が走った。福田首相の後継を選ぶ総裁選は、「党ナンバー2」の麻生太郎幹事長が軸になる見通しだ。ただ、各派とも突然の事態に対応を定め切れておらず、総裁選の構図はまだ固まっていない。

 「このタイミング(の辞任)はいかがかと申し上げたが、臨時国会が始まる前にと決断されたと思う」。同日夕、首相と会談した麻生太郎幹事長は2日未明、首相の退陣が想定外だったことを明らかにした。首相の出身派閥、町村派の代表世話人の中川秀直元幹事長も「とにかく驚いている。首相が決断した以上、自民党らしく開かれた総裁選を行うことに全力を挙げたい」と語った。

 政権投げ出しが自民党に与える悪影響を懸念する声も上がった。尾辻秀久参院議員会長は「辞任は理解できない。誰が次をやっても臨時国会は厳しい」。加藤紘一元幹事長も「党にとり、(安倍晋三前首相から)二代続けて大きな打撃だ」と首相を批判した。

 後継総裁については、昨年の総裁選で福田首相に挑んで善戦、国民的な人気がある麻生氏が最有力との見方が広がっている。しかし、財政出動に積極的な麻生氏の経済政策には、経済成長とともに財政規律も重視する中川氏ら「上げ潮派」が批判的で、中川氏に近い議員は「麻生氏のほかに上げ潮派代表、若手代表などが出てくれば、総裁選が盛り上がる」と語った。
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by deracine69 | 2008-09-02 01:24 | 政治  

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