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警官襲撃犯に死刑判決=中国・上海

9月1日12時52分配信 時事通信

 【上海1日時事】新華社電によると、中国・上海の第2中級人民法院(地裁)は1日、7月に上海の公安局に押し入って警官6人を刺殺した楊佳被告(28)に対し、計画殺人の罪で死刑判決を言い渡した。

 楊被告の裁判は、記者の傍聴を認めない異例の形で先月26日、初公判が開かれたばかり。事件は、中国国内で民衆と警察権力の対立を象徴するものとして関心を集めていた。


警察署襲撃事件、6人殺害の楊佳被告に一審で死刑判決
9月1日15時48分配信 サーチナ・中国情報局

警官襲撃犯に死刑判決=中国・上海_f0013182_945653.jpg 上海市第二中級人民法院(裁判所)は1日午前、上海市公安局閘北分局(警察署)を7月1日に襲撃し、警官6人を殺害し、同3人と警備員1人を負傷させて現行犯逮捕された楊佳被告に一審判決として死刑と政治権利の終身剥奪を言い渡した。中国新聞社が伝えた。

 判決は、楊佳被告に故意殺人罪を適用した。

 楊被告は2007年10月5日夜、北京から上海に旅行中の被告が自転車で通行中に警官に訊問され、身分証の提出などを拒んだため派出所に連行されたことで警察を恨み、襲撃したとされる。

 楊被告は用意したガソリンや催涙スプレーで署内を混乱させながら、あいくちで警官6人を殺害、警官3人と警備員1人を負傷させた。警察への恨みを大量殺傷にエスカレートさせた異様さと、治安を守るべき警官が署内で大量に殺害されたことが社会に衝撃を与えた。

 写真は事件発生後1週間後に警察が公開した、楊佳被告。


11人殺傷の上海警察襲撃、審理非公開のまま死刑判決
9月1日19時14分配信 読売新聞

 【上海=加藤隆則】7月1日に上海市コウ北区公安分局を襲撃し、包丁で警官ら11人を殺傷した北京出身の楊佳被告(28)に対し、上海市第2中級人民法院は1日、故意殺人罪で死刑判決を言い渡した。

 同局の不当捜査に対する報復が動機とされ、経緯の真相究明を求める声がインターネットや一部メディアなどに広がっていたが、審理は報道陣を一切シャットアウトし、事実上の非公開だった。

 6月末、貴州省で数万人規模の警察襲撃事件が起きて以降、陝西、浙江、雲南省などで類似事件が発生。警官の発砲で市民に犠牲者も出ており、上海での不透明決着は、警察不信に拍車をかけることになりそうだ。同市当局は警察批判を恐れ、審理入りを北京五輪後に延期していた。(コウは門構えに「甲」)

by deracine69 | 2008-09-01 12:52 | 中国  

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