“お笑い新党”オソマツすぎる顛末

2008/9/2 10:00 日刊ゲンダイ

 これじゃあ、お笑い新党だ。29日、旗揚げを表明した新党「改革クラブ」が、もうトン挫した。姫井由美子参院議員が参加表明を撤回したのだ。以下、29日の新党ドタバタ劇の一部始終――。

●さくらパパも笑って「オレは行かねぇ」

 民主党を抜けた渡辺秀央、大江康弘両参院議員らは29日、「改革クラブ」の結党会見を開いた。しかし、目玉だったはずの姫井由美子参院議員がドタキャン。「信頼は揺らいでいない」(渡辺)との言葉もむなしく、姫井は菅直人代表代行ら民主党執行部に籠絡され、結局、参加見送りを決めた。

 改革クラブ会見から2時間後――。鳩山由紀夫幹事長、菅代表代行、輿石東参院議員会長に付き添われ、民主党本部で会見した姫井は「1年生議員ということもあって、(改革クラブ)メンバーの過去の経緯を知らなかった」「同僚議員に誘われたので民主党寄りの新党だと思った」などと釈明に四苦八苦。「私は騙された」と言わんばかりの被害者面だった。これには報道陣から「議員を続ける資質があるのか」「県連では除名、辞職すべしという声が上がっている」と突き上げられ、いわばつるし上げ状態に。しかし、執行部も愛想を尽かしているのか、鳩山幹事長は、かばうどころかニヤついていた。

「姫井は参院執行部からは鼻つまみ者扱い。地元県連の行事にも声が掛からず、党内で完全に浮いてしまい、居場所がなかった。渡辺たちから優しく口説かれ、コロッと新党入りを受諾しただけで、信念なんか持ち合わせていないのです。それだけに切り崩しも簡単だった。おととい(28日)から菅らが猛烈な説得工作をしていました」(民主党関係者)

 姫井に逃げられた改革クラブは4人に減員。事実上、政党としては認められない。今後も金とポストをエサに引き抜き工作を続けるのだろうが、どうなることやら。姫井と一緒に誘われていた“さくらパパ”こと横峯良郎参院議員はこう言った。

「オレのところにも、毎日のように大江さんから誘いの連絡が来るよ。だけど、姫井とオレが(改革クラブに)行ったらいい笑いもの。オレは行かないけどね」

 お笑い新党の賞味期限は1日だった――。
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by deracine69 | 2008-09-02 10:00 | 政治  

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