「どひゃーっ、選挙準備が」共産、社民が奔走

2008年9月10日23時43分 朝日新聞

 共産党が総選挙準備を本格化させている。「突貫作業」(市田忠義書記局長)で政権公約づくりを進め、12日からは党幹部が一斉に全国遊説を始める。自民、民主両党の戦いに埋没しないように、「高齢者医療」「雇用」の二枚看板で支持拡大を狙う考えだ。

 「後期高齢者医療制度を大争点にする。(制度の)撤廃を願う声は共産党に」

 自民党総裁選が告示された10日。志位委員長は東京・巣鴨の「とげ抜き地蔵」で、100人余りのお年寄りたちに訴えた。9日には東京・渋谷駅前で、若者たちに労働者派遣法改正の必要性を強調した。

 突然の解散風で、総選挙準備は軒並み前倒し。党幹部は「蟹工船」ブームなどによる党への追い風は続いているとみる。7日投開票の京都市議補選(被選挙数1)では、共産党候補が自民党候補らに勝利した。志位氏は10日、記者団に「使い捨て労働や差別医療制度。国民の暮らしの深刻さに正面から向かい合う」。

 総選挙の準備を急ぐのはほかの野党も同じだ。社民党は11日の全国幹事長会議で「臨戦態勢」を宣言。産科医不足対策や農業再生プランなど、独自政策を急ピッチでまとめる。幹部は「どひゃーって感じ。準備できていない」と焦りを隠さない。国民新党は週内に郵政民営化の抜本的見直しで民主党と政策合意し、両党間の選挙協力を加速させる考えだ。
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by deracine69 | 2008-09-10 23:43 | 政治  

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