中国漁船員が相次ぎ海洋警察官を暴行

2008年10月01日07時58分 朝鮮日報

 木浦海洋警察署の警備救難艦3003号(3000トン級)に所属していたパク・ギョンジョ警衛(日本の警部に相当、先月25日付で1階級特進)=48=が、違法操業中の中国の漁船員らに暴行され死亡する事件が起こる2日前、同じ3003号艦所属の警察官4人が中国の漁船員らに監禁され、鉄パイプや棒で殴られ重傷を負った末に解放されていたことが明らかになった。だが、3003号艦は当時の状況について、「単純なトラブル」とする虚偽の報告をしていたという疑惑が浮上している。

 西海(黄海)地方海洋警察庁と3003号艦の乗組員らによると、先月23日午後3時30分ごろ、韓国の排他的経済水域(EEZ)である全羅南道新安郡黒山面可居島沖の海上で、中国の漁船による違法操業を取り締まっていた木浦海洋警察署の3003号艦に所属するキム・ギョンス巡警(巡査)ら警察官4人が、無許可での操業が疑われる中国の漁船を発見し、検問を行うため漁船に乗り込んだところ、漁船員らから暴行を受けた。

 当時、高速機動艇(RIB)で漁船に接近したキム・ギョンス、キム・ビョンソン両巡警とイ・ヨンチル警査(警部補)、中国語通訳の4人が漁船に乗り込み、一方、海洋警察は万一の事態に備え、漁船の船長を「人質」として高速機動艇に乗せ母艦の3003号艦に移送した。

 だが、漁船に対する検問が始まるやいなや、漁船は3003号艦から次第に遠ざかり、停止命令を無視して逃走、さらにその周りには無線で連絡を受けた漁獲物運搬船など、中国の船舶約50隻が集まった。運搬船の乗組員約20人は、韓国の警察官らが乗った漁船に乗り込み、1時間余りにわたって鉄パイプや棒で警察官らに暴行を加えたという。

 海洋警察は、警察官らの身に危険が迫ったため、「人質」としていた漁船の船長に仲裁するよう命じ、結局、この船長を釈放することを条件に警察官らを救助できたことが分かった。無差別的な暴行を受けたキム・ギョンス巡警は、頭蓋骨が割れ手首を骨折するなどの重傷を負い、言葉も交わせないほど痛みがひどい状態で、またキム・ビョンソン巡警も手首を骨折した。

 だが、海洋警察の関係者は「当時の報告では、高速機動艇と漁船を連結する作業中、漁船の舷にぶつかって二人が負傷した、と記録されている」と話している。
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by deracine69 | 2008-10-01 07:58 | アジア・大洋州  

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