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メラミン混入 東南アジアにも波及 一部スーパー、野菜輸入見直しも

10月2日16時23分配信 産経新聞

 【バンコク=菅沢崇】中国製乳製品に有害物質メラミンが混入されていた問題で、タイで小売業者が消費者の不安払拭(ふっしょく)に追われるなど、東南アジア地域でも波紋が目立ち始めた。タイ保健省の食品・医薬品管理局はビスケットやアイスクリームなど関連商品80品目を対象にした検査の実施を決定、周辺国も当面中国の乳製品の輸入を停止するなど対応を急いでいる。

 タイの場合、メラミンの混入は体重1キロ当たり0・5ミリグラムまで摂取が容認される欧州連合(EU)の基準を採用しており、牛乳に換算すれば日に1000リットル以上を飲用しない限り安全とされていたため、問題発覚後も騒ぎは比較的小さかった。

 だが、台湾や日本などアジアでの問題が拡大するにつれ、消費者の間で不安が増大。仏系スーパーのカルフールなどでは疑いのある中国製品について販売を中止したのをはじめ、9月末から各店で商品を撤去するケースが報じられた。

 大手スーパーの一部では食の安全の関心が高まっているとして乳製品だけでなく、中国からの輸入野菜についても検討し、有機野菜の販売量を増やす考えだ。

by deracine69 | 2008-10-02 16:23 | アジア・大洋州  

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