民主、参院に矢野氏招致の意向 解散先送りなら

2008年10月3日6時31分 朝日新聞

 民主党の小沢代表は2日のテレビ番組で、公明党の矢野絢也元委員長の国会招致について、「政治と宗教、憲法上の問題は大きな焦点だ。衆院では自民党がうんと言わない限りできないが、(野党が多数の)参院では大きなテーマだということになれば、参院(民主党)で判断する」と述べた。衆院の解散が先送りされれば、今国会中に参院で招致する考えを示した発言だ。

 矢野氏は、公明党の支持母体・創価学会の施設が、選挙期間中、24時間態勢で選挙活動の拠点になっていると指摘している。民主党は事実なら憲法で定めた政教分離に反するとみて、輿石東参院議員会長が2日の代表質問で取り上げた。民主党内には、事実関係の調査のため、総選挙の際に創価学会施設を監視しようとの動きもある。

 民主党幹部は2日、「与党を予算委員会に引き込むために、矢野氏の招致はやらないと公明党には伝えていた。だが、(麻生首相が)解散を先送りするなら徹底的に公明党も追及しなくてはいけない」と記者団に語った。同日には、この問題に取り組んできた石井一副代表と国民新党の亀井静香代表代行が国会内で矢野氏招致に向けて協議した。

 参院民主党は2日、参院予算委員会で政権を追及するため、プロジェクトチーム(PT)を作ることを決めた。PTは、事故米、厚生年金記録改ざん、後期高齢者医療制度、金融危機といったテーマごとに設け、創価学会による政治活動も政教分離の観点から「疑惑追及PT」で取り上げる見通し。参院予算委でテーマごとの集中審議の実施を検討しており、PTで追及材料の仕込みをする考えだ。
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by deracine69 | 2008-10-03 06:31 | 政治  

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