<事前相談>自民、全府省に要求 民主の資料要請で

10月3日12時3分配信 毎日新聞

 自民党の国会対策委員会が農林水産省などに、民主党から資料要求があった際は事前に自民党側に相談するよう求めていた問題で、自民党国対が、全府省に対して相談するよう求めていたことが3日、明らかになった。同党の村田吉隆国対筆頭副委員長が各府省の官房長に直接指示していた。野党側は「自民党による事前検閲」と反発している。

 村田国対副委員長によると、野党の各府省への資料請求が膨大な量に上ることから、資料請求のあり方などについて自民党国対として民主党側にルール作りを申し入れている。このため、実態把握の観点から9月12日に各府省の官房長に「ルール作りのために実態把握が必要なので相談してほしい」と求めたという。内閣総務官室も自民党国対の意向を受け、各府省の国会担当者に指示していた。

 農水省はこれを受けて9月12日付で「野党からの資料要求には、各省庁限りの判断で資料を提出することは厳に慎み、自民党の国対筆頭副委員長に相談すること」との文書を省内に出していた。

 3日午前の閣議後に開かれた各閣僚の記者会見で二階俊博経済産業相は「確かめてみたが、国会活動を制約する意図は感じられない」と述べ、「事前検閲」の意図はないと説明。金子一義国土交通相も「これまでも資料は出してきたし、変わりない」と話し、実態として影響はないと強調した。【西田進一郎】
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by deracine69 | 2008-10-03 12:03 | 政治  

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