<台風>日本本土への上陸、今年はゼロ? 高気圧強く

10月24日11時46分配信 毎日新聞

 今年は日本本土へ台風の上陸がない状態が続いている。平年の上陸のピークは8、9月。気象庁は「統計上、今後上陸する可能性は低い」と予想し、8年ぶりに年間上陸数ゼロとなる可能性が強まってきた。

 気象庁によると、平年なら9月末までに19.1個の台風が発生し、2.4個が上陸している。しかし、今年は9月末現在の発生数が平年よりやや少ない17個で、上陸はゼロ。本土へ接近した台風も2個で、平年(4.5個)の半分以下にとどまっている。

 気象庁気候情報課の渡辺典昭予報官は「今夏は、フィリピン東海上の暖かい上昇気流があまりなかったため、発生数が少なかった。さらに、南海上の太平洋高気圧が例年に比べて西南西に延び、台風の北上を妨げるため日本への接近が少なかった」と分析する。地球温暖化の影響なのかは分からないという。

 9月に発生した台風13、15号は台湾を直撃した後、強い偏西風に乗って進路を東寄りに変えた。日本に接近はしたものの、太平洋を東に抜けて上陸しなかった。

 台風は10月も平均で3.9個発生するが、これまで上陸数は同0.1個しかない。最も遅い上陸は、和歌山県に台風28号が上陸した90年の11月30日。このまま上陸がなければ、統計を取り始めた1951年以降では4回目の上陸ゼロとなる。【樋岡徹也】
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by deracine69 | 2008-10-24 11:46 | 社会  

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