「死ぬとわかっていた」逮捕の元とび職のホスト 大阪のひき逃げ

11月5日11時51分配信 産経新聞

 大阪市北区梅田の交差点で堺市東区の会社員、鈴木源太郎さん(30)が車にはねられ、約3キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件で、曽根崎署捜査本部は5日、殺人と自動車運転過失傷害、道交法違反(無免許)の疑いで住所不定、ホスト、吉田圭吾容疑者(22)を逮捕した。吉田容疑者は「酒を飲んでいたうえに無免許だったので必死で逃げた」と供述。「ひきずったまま走れば死んでしまうことはわかっていた」と、殺意についても認めているという。

 調べでは、吉田容疑者は21日午前4時20分ごろ、北区梅田の国道176号交差点で無免許で運転していた車で鈴木さんをはね、底部に巻き込んだまま走行。鈴木さんを引きずっていることを認識しながら、約3キロ離れた同市福島区吉野の市道まで走り、鈴木さんを殺害した疑い。

 鈴木さんは長距離を引きずられ、頭や首を激しく損傷したことなどによる外傷性ショックで死亡。最初の交差点での衝突は大きくなく、引きずられたことが致命傷になった。

 吉田容疑者は鈴木さんをはねた状況について「信号待ちで停止していたが、発進した直後に人の姿が見えた」と説明。「自分の車が人に乗り上げるのはわかったが、何が何でも逃げなくてはならないと思った」と、逃走の経緯を供述しているという。

 吉田容疑者は当時、此花区西九条の建築会社でとび職として勤務していたが、「会社を辞めます」との内容の手紙を同社の郵便受けに残して、事件当日から同社を欠勤。その後、大阪・ミナミのホストクラブで働いていた。

 車は同社社長名義の業務用で車種はトヨタ・イプサム。吉田容疑者は鈴木さんをはねたあと、そのまま会社近くの自宅に向かって逃走したとみられ、車は1日、会社が借りている近くの駐車場で見つかった。車底部には血痕や繊維片が付着しており、捜査本部は犯行を裏付ける証拠として鑑定を急いでいる。
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by deracine69 | 2008-11-05 11:51 | 社会  

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