「サーチャージ引き下げ」ないんですか?

2008/11/7 10:01 日刊ゲンダイ

●年末年始旅行を前に航空会社に聞いてみた

 まるで様変わりである。今年の夏は毎日のようにガソリンが上がり、安いスタンドの前に渋滞が起きたり、海外旅行に出かけると燃料サーチャージが上乗せされて少しも格安ツアーじゃなかったりしたが、金融パニックをキッカケに原油相場が急落、値下げ・引き下げが始まった。

 ピーク時に1バレル150ドル近くまで上がった原油も、いまでは64ドルと半分以下だ。加えて、円高で輸入価格も実質大幅安。すでに、ガソリン(レギュラー)は1リットル120円台半ばまで下がっているが、じゃあ、航空会社のサーチャージはどうなのか。燃料が上がったときだけ上乗せして、下がったときは知らん顔は許されまい。

「サーチャージはケロシンというジェット燃料の価格を基準に決められます。この10月からまた上がって、JALもANAも欧米線は往復6万6000円、ハワイ線も4万4000円と過去最高です。しかし、ピーク時に約180ドルまで上がったケロシンも現在は約77ドル。円高メリットも大きいのですから、当然、サーチャージを大幅に下げるべきでしょう」(航空業界事情通)
 で、航空会社に聞いてみた。

「サーチャージは3カ月ごとに改定します。次の改定は来年1月で、今年の8月から10月までのケロシン価格の平均を基準に見直すことになりますが、かなり大幅な引き下げを行います」(JAL)

「1月から引き下げになるのは間違いありませんが、どのくらいの下げ幅になるかは、ケロシン相場だけでなく、経営判断も加わりますから、いまの段階で具体的に決まっているわけではありません」(ANA)

 JALは3段階引き下げ、欧米線が往復4万4000円、ハワイ線が2万9000円程度になりそうだ。ただ、年末年始旅行には間に合わない。年内出発・年明け帰国でも、サーチャージ額はチケット発券時に決まってしまうからだ。
「来年1月10日前後以降のご出発のツアーならば、サーチャージ引き下げが反映されるはずです」(日本旅行)

 対円レートで韓国ウォンは1年前に比べて約半分、オーストラリアドルも半分近い。円の使いでが2倍になったということで、サーチャージが下がったら、韓国で焼き肉三昧、真夏のオーストラリアのマリンリゾートなんていいかもしれない。
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by deracine69 | 2008-11-07 10:01 | 社会  

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